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【市長コラム NO.9】長狭学園で「総合教育会議」

ページID:0018647 更新日:2022年11月15日更新 印刷ページ表示

小春日和のある晴れた日、長狭学園で「総合教育会議」が開かれました。
長狭学園は、2009年(平成21年)に千葉県では初めての小中一貫校として開校した学校です。
久しぶりに訪問し、玄関から入って前期棟(1~から4年生)に向かう途中、子どもたちが元気な声で笑顔で「おはようございます」と挨拶してくれました。思わず心が温かくなり、開校当時、学校統合についてご理解をいただくため地域の皆さんと膝を交えて話し込んだことが脳裏に浮かんできました。

私が教育長時代、少子化が進む中での大きな課題は、学校の適正規模・配置でした。長狭地区もその一つで、将来を見据えた大山・吉尾・主基の3小学校の学校再編でした。
長狭地区ならではの特色ある学校をつくろうと、地域の皆様にご理解をいただきながらできた学校が、小・中学校9年間の学びの連続性をめざした教育課程により、多くの集団の中で「確かな学力」「豊かな心」を育成する学舎でした。
開校当時は、小中一貫教育公開研究会が開催され、県内外からも注目される中、教育関係者はもとより議員の皆さんからも参観いただいたことを思い出しました。
校歌にも特色があり、郷土の歌人・古泉千樫の歌「みんなみの 嶺岡山のやくる火の こよいも赤く見えにけるかも」が挿入され話題となりました。

総合教育会議

総合教育会議


「総合教育会議」は、市長と教育委員会が十分な意思疎通を図り、地域の教育の課題やあるべき姿を共有し、より一層民意を反映した鴨川市教育行政の推進を図ることを目的として、平成27年度から始まりました。
当日は、長狭学園の1年生から9年生までの授業参観から始まり、私と鈴木教育長そして4人の教育委員で、日頃の学校教育や生涯教育について意見や情報を共有しました。
特に、授業では9年生のICTを活用しての英語の授業でALT(外国人教師)のラーリーさんと担任とのティーム・ティーチングが印象的でした。生徒もスムーズに学習に溶け込み、日常的な英会話が成立していたことに驚きました。
今回の協議事項は「中学校部活動の地域移行」でした。深刻な少子化に伴い全国的に部活動の存続、持続の可能性や先生方の業務負担の増加などの課題が示されています。
今後、鴨川市においては「鴨川市運動部活動地域移行準備委員会」立ち上げ、地域の特性にあった部活動の目指す姿や改革の方向性を検討することになりました。
今後の見通しとして令和6年度に、各中学校1部活動以上の休日の地域移行を開始する案を皆さんで確認し共有しました。
なお、課題として、指導者受け入れ団体との調整、生徒・保護者の意見の尊重、学校規模を超えてのチーム編成などについて検討することも併せて確認したところです。

長狭学園を訪問1

長狭学園9年生の授業を視察

長狭学園9年生の授業風景

長狭学園を視察

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