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国税庁では、毎年、全国納税貯蓄連合会との共催により、全国の中学生の皆さんから「税についての作文」を募集しており、令和4年度は、全国で6,595校から約46万編の応募がありました。これは、将来を担う中学生の皆さんが、税に関することをテーマに作文を書くことを通じて、税への関心と、税について正しい理解を深めていただくことを目的として行われているものです。館山税務署管内でも13校の中学校から、725編もの作品の応募があり、厳正な審査が行われました。去る11月11日、館山税務署および関係協力団体の共催による納税表彰式が館山市内で行われました。
例年各市町からも優秀作品について表彰を行っています。鴨川市からは、鴨川中学校、長狭中学校、安房東中学校から、合わせて191作品の応募があり、そのうち、鴨川中学校3年 川邉一輝(かわべいつき)さん、長狭中学校3年 高橋礼香(たかはしれいか)さん、安房東中学校3年 矢内優衣(やないゆい)さんの作品を「市長賞」に決定、11月22日(火曜日)に表彰状伝達式を開催しました。表彰状および記念品贈呈の後、各作文への市長の感想が、皆さんに伝えられました。
また、市長から、せっかくの機会なので「税に関する質問をしてください」と問いかけると、川邉一輝さんが、「私たちの学校で、税によって賄われているものは何ですか」と質問しました。市長は 「川邉さんの通っている鴨川中学校そのもの、そして普段、学校で使っている水道水も税で賄われています」と答えると、ほぼ全てのものが税により賄われていることに、改めて税についての理解を深めていました。
市長と写真に収まる受賞者の皆さん(前列)