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新年にあたり、改めて市民皆様との関係を大事にしながら、丁寧な説明と対話に心がけ「誰もが安心して暮らせる新しい鴨川づくり」に邁進することを、心新たにしたところです。ここで私は「ちょっと家庭でできる目標」を考えてみました。
燃やせるごみ1トンあたりの焼却によるCO₂の排出量は約500kgといわれ、地球環境への負荷が危惧されています。そこで鴨川市では昨年、脱炭素社会の実現を考慮し、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることを目指して、ゼロ・カーボンシティ宣言を表明しました。
市では、具体的な家庭へのお願いとして
などをお願いしています。
特に、生ごみの水切りと雑紙の分別に全世帯が取り組んでいただくと、年間411トンの削減が見込まれ、その成果は、年間約1,600万円の削減、CO₂は年間約200トンの削減に繋がると算出されています。中でも生ごみの水切りは、全世帯が取り組むことで、年間約61トンの減量化となり、焼却時の効率化につながることがわかりました。
生ごみを出す際に、水切りを毎日行っていただくと、1週間に約80ccの水分を絞り込むことができるそうです。これから長谷川家では、必ず生ごみ「1日1回の水切り」を徹底し、水分を絞ってからごみへ出します。これが、今年からのわが家の「ゼロ・カーボンシティ宣言」です。実行します。
(捨てる袋を使ってギュ~っとひと絞り)
(1週間でおよそ80ccの水分量を削減することで、焼却時の効率化につながります)