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千葉県が起業・創業の機運醸成と啓発を目的として主催している「起業家大交流大会」が1月19日幕張メッセを会場に開催されました。今年で8回目となる大会には44名の応募があり、書類審査とプレゼン審査を勝ち抜いた5名で最終選考を行い、鴨川市から出場した苅込太郎さんがちば起業家大賞を受賞されました。
苅込太郎さんは1月31日に長谷川市長を表敬訪問し、当日のプレゼン内容について実際に使用した映像を交えて受賞を報告。有害鳥獣として捕獲されている野生獣について、食肉利用はもちろん、キョン革で作る印伝(鹿革に漆で模様付けを行う伝統工芸品)や、あかぎれでひび割れた患部にイノシシの脂肪を利用した薬用クリームの開発等々、これからの事業展開に向けて抱負を語りました。
受賞報告を受けた長谷川市長からは「この度は、受賞おめでとうございます。今後も本市の発展のため、引き続き一層のご尽力をよろしくお願いいたします」とお祝いの言葉を述べました。
苅込さんは「熊谷知事とジビエ利活用や次世代の育成について、思いや対策を共有しました。鴨川市での獣害対策に少しでもお役に立てればと思います」と今後への意欲を語りました。
(苅込さんと長谷川市長)