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【市長コラム NO.20】「五日一風 十日一雨」から思うこと

ページID:0021826 更新日:2023年5月14日更新 印刷ページ表示

 「5日ごとに一度ぐらい良い風が吹き、10日ごとに大地を湿らす雨が降ってくれたら、田畑は生き生きとし、農作物はよく育つだろう」という「五日一風 十日一雨(ごじついっぷう じゅうじついちう)」の言い伝えがあります。
 良い風とは樹木の枝や花、野菜などの芽や根を傷めない程度の風が吹くことをいい、大地を湿らす雨とは草木などに養分を含んだ水分をしっかり吸収させ、たくさんの実を付けさせてくれると、昔から農家の人たちは、五穀豊穣と安寧を願っていました。

 この季節、市内の田んぼには一面水が張られ、朝日や夕陽が水面にキラキラ輝く光景が広がります。5月に入り、苗が植えられた田んぼが一面緑色に染まるようになりました。私は、この時季の鴨川の景色が一番好きです。

 今は基盤整備された農地では用水路の栓を開くと水が張られ、田植え機で一日一町歩(1ha)の田んぼに苗を植えることができる時代です。
 一方、市内の耕地面積の内約3分の2は中山間地で、農業生産条件が不利な地域と言われています。しかしながらこの棚田をはじめとした農村の美しい景観は、風水害の防災の観点からも重要な機能を果たしていることも事実です。
 こうした重要な財産を次の世代に引き継ぎ守ることは、私たちに課せられた責務であると感じています。

夕暮れに染まる田んぼの写真

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