【市長コラム　NO.21】毎日が、交通安全運動

先日、とても心が温かくなる光景を目にしました。

それは、鴨川市内の大通りを、お母さんと2人の小学生と思われるお子さんが自転車に乗っている姿でした。親子共にしっかりとヘルメットを着用し、お母さんが自転車で横断歩道の渡り方を教えていました。今年の4月から、道路交通法の一部改正に伴い自転車に乗る際は、ヘルメットの着用が努力義務化されました。もちろん、大人も子どももです。ヘルメットは、万が一の事故時に頭部を保護し、重傷を防ぐことができます。

「子どもは地域の宝」「地域の中で子どもは育つ」「子どもは大人の背を見て育つ」と言います。ぜひ、大人が見本を示したいものですね。

ところで過日、全国一斉の「春の交通安全運動」の出動式が鴨川警察署主催で行われました。今春のスローガンは「なれた街 いつもの道でも みぎひだり」です。私は「みぎひだり（右見て、左見て）」にもう一つ付け加え「もう一度右見て」という安全を確認してから、自動車の運転・歩行する習慣を付けようと心に誓いました。

市としても、市道の交通安全施設の整備・維持などに努めていきますので、皆様方には「安全・安心な街づくり」にお力添えをいただきたいと思います。改めて、鴨川警察署、交通安全協会、交通安全指導員、地域のボランティアの皆様方に感謝申し上げます。

▲5月11日に行われた「春の全国交通安全運動」の出動式