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【市長コラム NO.25】本市の抱える遊休施設の今後について

ページID:0023079 更新日:2023年8月1日更新 印刷ページ表示

 先日、市民の方から「旧市民会館はどうするの?」との声をいただきました。本市の抱える大きな課題の一つに「遊休施設の利活用」があります。遊休施設とは、利用されなくなった空き施設のことを言います。その多くは老朽化が著しく、また耐震など建物の安全性に問題を抱えるものもあります。

 基本的な考え方として安全性が担保されていない建物については、解体を前提とした処分を進めることで遊休施設の利活用環境の向上を図るとともに、民間事業者などの進出意欲を高め、新たなビジネス機会の創出に繋げることができればと考えています。

 そうした中で懸案となっていた「旧市民会館」「旧市営芝浜プール」については、皆さんのご理解をいただき解体することを決定させていただきました。安全性の確保と観光地としての景観を改善しながら、今策定中の「海辺のグランドデザイン」の実現に向けて「前原横渚海岸周辺の魅力づくり」を推進していきます。

 また「旧太海フラワー磯釣りセンター」についても解体設計に着手しており、次の事業者を誘致するために必要な環境整備を進める予定です。

 いろいろ課題がありますが「一歩前に踏み出したい」と考えております。皆様のご理解をお願いいたします。

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