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鴨川市と学校法人立正大学学園は、包括協定の締結式を令和6年7月25日(木曜日)に鴨川市役所で開催しました。
協定締結を機に、地域社会の発展と人材育成に寄与するため、包括的な連携のもと相互に協力し、地域社会の課題解決および学園の教育・研究機能の向上を図って参ります。
学校法人立正大学学園は、1872年に日蓮宗の「小教院」(宗教院)として創設されたのが始まりで、2022年に開校150年を迎えられました。さらに遡れば1580年に日蓮宗の学問研究教育機関として開設された、匝瑳市の「飯高檀林」が起源とされています。
同学園は、立正大学に加えて、付属中学校・高等学校も擁しています。大学は9学部16学科7研究科を有する総合大学で、品川、熊谷にキャンパスを有しています。
2024年度の学生数は大学が10,286人、大学院が210人、計10,496人、生徒数は付属中学校が493人、高等学校は1,078人となっています。
本市と立正大学との縁は、日蓮聖人の生誕地調査に仏教学部の寺尾英智氏、現在の学長にご協力をいただくとともに、2023年2月に開催した日蓮聖人ご生誕800年記念シンポジウムにおいても、寺尾学長にパネリストとしてご参加をいただきました。
地域社会の課題解決および学園の教育・研究機能の向上を図り、もって地域社会の発展と人材育成に寄与する。
過疎化や少子高齢化などの課題に向き合い、地域社会の発展と人材の育成に一層、注力していく。立正大学学園の一層の協力をお願いしたい。
学園のルーツに関係のある鴨川市との協定は、大変ありがたい。本学の教育資源を提供し、鴨川市との相互交流を通じて地域に貢献していきたい。