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去る11月14日(金曜日)、午後1時から、安房3市1町で構成する高規格道路「館山・鴨川道路」整備促進期成同盟会(会長は佐々木久之 鴨川市長)による要望活動が実施され、佐々木久之 鴨川市長と石井博臣 館山市副市長、川崎浩之 鴨川市議会議長、鈴木正一 館山市議会議長、峯隆司 南房総市議会議長 外、関係者が、国土交通省 石和田二郎 道路局次長および財務省 片岡誠司 主計局主査に直接、要望書を手渡しました。
要望では富津館山道路から外房地域を経由し、圏央道へ繋ぐ高規格道路の必要性とともに能登半島地震で発生した道路寸断を教訓とした国道128号に並行する災害時の代替路としての機能が求められる「館山・鴨川道路」の早急な整備が必要であることを求めました。
国土交通省 石和田二郎 道路局次長は「能登半島地震の経験から、我々としても半島地域の安全をどう守っていくかが大きな課題となっている。国土強靭化を進めるためにも、県とよく連携を図り、前へ進んでいきたい」と述べられました。
要望事項は下記のとおり
▽有料道路事業により自動車専用道路として、早期に計画を具体化し、整備促進を図ること。
▽国民の生命・財産を守り、社会の重要な機能を維持するため、新たに策定された国土強靱化実施中期計画に基づき事業を実施できるよう、今後の人件費等の高騰等の影響を適切に反映した必要な予算・財源を通常予算とは別枠で確保して、継続的に取り組むこと。
▽資材価格が高騰する中でも必要な道路整備・管理が長期安定的に進められるよう、新たな財源を創設するとともに、国・地方を合わせた道路関係予算全体を増額し、必要な予算を確保すること。また、地域経済を支えるため、公共事業を含む補正予算をすみやかに編成すること。
写真1:国土交通省 石和田二郎 道路局次長に要望書を手渡す会長 佐々木久之 鴨川市長
写真2:財務省 片岡誠司 主計局主査に要望書を手渡す会長 佐々木久之 鴨川市長
※川崎浩之 鴨川市議会議長の 「崎」は、正しくは「たつさき」