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地元小湊がパブリックビューイングで安田選手を応援
日本大学第三高等学校 エース 安田虎汰郎選手が甲子園へ
兵庫県の阪神甲子園球場で行われた第105全国高校野球選手権記念大会に、西東京代表の日本大学第三高校のエースとして、安田虎汰郎選手が出場しました。
安田選手は、旧小湊小学校、鴨川中学校出身。地元の小湊地区でパブリックビューイングが開催されました。
地元小湊がパブリックビューイングで応援
地元の小湊地区は、第105回全国高等学校野球選手権記念大会の第1回戦兵庫県代表「社高校」戦、第3回戦岡山県代表「おかやま山陽高校」戦でパブリックビューイングを開催。子どもからお年寄りまで多くの方が集まり、熱い声援を送りました。
パブリックビューイングは、地元有志でつくる「小湊サークルオブフレンズ」が中心となり企画されたもの。会場で応援した参加者は、安田選手の母親らが手作りした応援用のうちわを手に試合を見守りました。
試合中、安田選手がマウンドに立つと参加者らはうちわを振り、「頑張れー!」とエール。打者を打ち取るたびに歓声と拍手が沸き起こりました。
第1回戦の兵庫県代表「社高校」戦では見事に完封勝利。3回戦の岡山代表「おかやま山陽高校」戦では惜しくも敗れましたが、武器であるチェンジアップで相手打者を翻弄する姿は圧巻で、多くの方を熱くさせました。
パブリックビューイング参加者の声
第3回戦の「おかやま山陽高校」戦のパブリックビューイングが行われた会場で、試合を見守っていた方々にお話を伺いました。
▲試合開始前から最前列に座り、試合を応援していた女性たち。小さい頃から安田選手を知っており、第1回戦のパブリックビューイングも参加したという。
女性たちは「よく頑張った!小湊に明るい話題を届けてくれてありがとう。」「昔から足も速くて、字も上手。小湊にある『新実入りトンネル』の入り口に埋め込まれている銘板は彼が書いたもの。小湊の自慢の子です。」「甲子園優勝とはならなかったけど、ここまで本当によく戦った。胸を張って小湊に帰ってきてほしい。」と話していました。
▲市立江見小学校を活動場所とする野球チーム「嶺岡インパルス」のキャプテン、藤本大翔(ふじもとだいや)さん(12歳)(左)は同チームの関係者と応援。第1回戦目の「社高校」戦は実際に阪神甲子園球場で声援を送ったという。
「実際に見ても、画面越しで見てもすごくかっこいい。僕も将来、安田選手のように甲子園球場のマウンドで試合をしてみたい。」と笑顔で話してくれました。
そして世界へ―。侍ジャパンとして活躍
第105全国高校野球選手権記念大会の活躍が評価され、8月31日から9月10日まで台湾で開催された「第31回WBSC U-18ベースボールワールドカップ」の日本代表“侍ジャパン”U-18出場選手に選出。3試合に出場し、毎試合で三振を奪うなど、日の丸の誇りを胸に力投。堂々の代表デビューを果たし、侍ジャパンの世界一に貢献しました。
大会後、鴨川市役所を表敬訪問し、甲子園出場と、ワールドカップ優勝を長谷川市長に報告。誇らしい表情で、市長と対談を行いました。
その時の様子は「甲子園、侍ジャパン(U-18)で活躍 安田虎汰郎選手」で紹介しています。