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7月30日(日曜日)から8月4日(金曜日)まで栃木県小山市で開催された、女子中学生の硬式野球世界一を決める「第1回ポニーガールズベースボールワールドシリーズ」において、鴨川市立鴨川中学校(渡邊弘仁校長)2年・多田花さん、1年・野村多貴さんが日本代表選手として出場し、5戦全勝で見事初代王者に輝きました。
決勝のアメリカ戦では、野村さんが先発投手として4回1失点と好投し、相手打線を110キロ近い速球で抑え込みました。
また、味方の好守備に加え、打線も爆発し14-2で決勝を制しました。
多田さんは1回戦の中国戦で盗塁をした際にけがをしてしまったため、その後はベンチでキャッチャー防具の装着の手伝いをしたり氷を渡したりするなどし、仲間をサポートしました。
2人はワールドシリーズ優勝の報告のため、長谷川孝夫市長を訪問しました。
大会を振り返って、多田さんは「けがをしたけれど、仲間が助けてくれました。絆が深まって優勝できてうれしかったです。」、野村さんは「大会途中から2試合登板して1失点に抑えられました。チームに貢献できてよかったです。」などと語りました。
また、長谷川市長から今後の意気込みや目標を聞かれ、多田さんは「高校野球に向けてキャッチャーを極めていきたいです。」、野村さんは、「ボールが重く打たれにくいと言われます。もう少し球速をあげたいです。」と語りました。
長谷川市長は、「2人の今後の活躍が楽しみです。女子野球の更なる発展のために頑張ってください。」と激励しました。
▲左から、長谷川市長、野村多貴さん(鴨川市立鴨川中学校1年・投手)、多田花さん(同中学校2年・捕手)、鴨川市立鴨川中学校渡邉弘仁校長
▲ワールドシリーズ優勝を市長へ報告する野村さんと多田さん