本文
(一社)日本サーフィン連盟と千葉県が主催するサーフィン体験会が長狭小学校のプールで行われました。
この体験会は、東京2020オリンピック競技大会の開催をきっかけにサーフィン競技を身近に感じてもらおうと、県内の小学校で行われているものです。
当日は、鴨川市在住で同連盟千葉南支部長の大淵義洋さんのほか、プロサーファーらが講師を務め、長狭小学校の5・6年生25人が参加しました。
講師は初めに、サーフボードの上にうつ伏せになり、両手で水をかいて進む「パドリング」を説明。児童たちは、「胸を張り、目線や体の軸をまっすぐに」という講師の言葉を意識し、25mのプールを往復するなどして練習を行いました。
パドリングを学んだ後は、ボードの上でバランスを保つ練習を行い、児童はあぐらや正座などさまざまな姿勢をとっていました。
また、ボードの上に立つ「テイクオフ」という動作では、バランスを崩す児童もいましたが、タイミングよく立ち上がれるようになると、笑顔を見せる場面も。見ていた仲間たちからも歓声が上がり、手を挙げて喜びを表していました。
最後は2つの班に分かれて「パドリング」で25mを往復するリレー競争が行われ、子どもたちは懸命に水をかいてスピードを競い合っていました。
代表で感想を述べた6年生の原翔人さんは「立つところが難しかった。海で立ち続けるのはもっと難しいんだろうなと思った」と話し、同学年の栗原星来さんは「パドルリレーが楽しかった。父がサーフィンをやっているので教えてもらおうと思った」と話していました。
▼パドリングを練習する児童たち
▼さまざまな体勢でサーフボードに乗りバランスをとる児童たち
▼サーフボードの上に立つ「テイクオフ」に挑戦する児童たち
▼白熱したパドルリレー