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かもがわしについて(こども用)
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「鴨川市」ってどんなまち?
私たちの鴨川市は、平成17年2月11日に、旧鴨川市と旧天津小湊町がいっしょになり、新しい「鴨川市」となりました。
市内には、約3万1,000人の人たちが住んでいて、約1万4,000軒の家があります。
まちの面積は、191.30平方キロメートルあります。
鴨川市の自慢は、「観光のまち」、「歴史のまち」として全国でも有名なところです。
主なものは、「日本の渚百選」の前原・横渚海岸や「日本の棚田百選」の大山千枚田、「日本の朝日百選」の清澄寺旭が森、「かおり風景百選」の誕生寺と磯風があります。
その他にも観光名所や海水浴場、自然、寺・神社などもたくさんあります。
観光スポット鴨川には、1年間に多くのお客さまがやってきます。
「市議会」ってなんだろう?
私たちは、くらしをよくするために、いろいろな願いごとをもっています。
その願いの中には、家族の協力でかなえられるものもいっぱいあります。
でも、学校を新しくしたり、体育館をつくったり、橋をかけたり、道路を広げたりする大きな仕事などは、住んでいるみんなが力をあわせなければできません。
また、このような仕事をするためには、たくさんのお金がかかります。どれもこれも、いっぺんにはできません。
「市議会」は、みんなの願いがかなえられ、鴨川市をよくしていくために、市民全体のくらしに必要な仕事について、相談をするところです。
ここで相談する人たちを「市議会議員」といいます。この大切な仕事をする市議会議員は、私たちの代表者ですから、市民の選挙で選ばれます。
鴨川市には、いま、18人の市議会議員がいます。市民の願いは、住んでいる場所や仕事によっていろいろとちがいます。
市議会議員は、みなさんからたくさんの意見や希望をよく聞いて、どうしても必要なことから、仕事をすすめるよう相談をします。
※市議会は1年間に4回(だいたい3月・6月・9月・12月)定められた会議のほか、臨時に開かれる特別な会議もあります。その内容は「議会だより」で市民のみなさんにお知らせしています。
「市役所」の仕事
市議会で決められたことをするのが「市役所」の仕事です。市役所には、約500人の人たちが働いています。鴨川市に住んでいる人々のくらしがよくなるようにと、いろいろな係にわかれて仕事をしています。
たとえば、道路を広げたり、ほそうしたりする係、公園をつくる係、ごみを集めてまちをきれいにする係、学校をつくる係などがあります。
このほか、みなさんが食べている給食をつくる係、保育園で小さい子どもをお世話する係、一人ぐらしのお年寄りのお世話をする係、生活にこまっている人の相談を聞く係などもあります。
このように市役所では、私たち市民一人ひとりにつながりのある仕事をたくさんしています。
これらの仕事の全体をまとめるリーダーが「市長」です。
市長は、市民のみなさんの選挙でえらばれます。
市長は、市民との話し合いをしながら、その意見をよく聞いていろいろな願いを整理し、市議会に相談します。
そして、市議会で決まったことをそれぞれの係の人たちと協力して、しっかりと計画を立てて仕事を進めています。
市役所では、このように多くの仕事をしていますから、毎年たくさんのお金を使います。
また大きな道や橋をかけたり、漁港をつくったり、体育館を建てたりする、お金のいっぱいかかる仕事は、国と県と力を合わせてすることもあります。
※市役所で計画していること、新しくできたしせつ、予防注射の予定などを、市民のみなさんにお知らせすることも大切です。その市役所の新聞が「広報かもがわ」です。毎月2回・1日と15日に、市内の家に配って、いろいろなことをお知らせしています。
その他の施設
鴨川市には、この市役所の建物のほかにも、市内に天津小湊支所や出張所、清掃センター、衛生センター、浄水場、給食センター、公民館、図書館、郷土資料館、文化財センター、福祉センター、ふれあいセンター、天津小湊保健福祉センター、野球場、文化体育館、陸上競技場、体育センター、国保病院、小中学校、認定こども園など市の建物があり、それぞれの仕事をしています。