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スズメバチ等の対策

ページID:0016676 更新日:2022年8月10日更新 印刷ページ表示

ハチの巣を見つけたら

 初夏から秋にかけてハチの活動が活発になります。鴨川市では、私有地の建物や植込みなどに巣が作られたときは、それぞれの所有者・管理者で駆除の対応をお願いしており、ハチの巣の駆除は原則として行っていません。ハチの種類や巣の状況によっては駆除が危険で難しい場合があります。そのようなときは専門業者に駆除を直接依頼してください。4月から6月頃には女王バチが単独で巣を作っており、そのような巣が小さい早い時期に発見すると駆除もわりと容易で費用も安くなります。生活に支障がある場所にできた巣は、早期発見、早期駆除が大切です。また、市が管理する公共施設等にできたハチの巣については、それぞれ施設等の管理担当部署で対応しますので、お手数ですが各担当部署または環境課へ連絡してください。

スズメバチ  スズメバチ類の巣(初期)  スズメバチ類の巣(秋頃)

   スズメバチ         スズメバチの巣(初期)      スズメバチの巣

 

家庭での駆除方法

●アシナガバチ等について 
アシナガバチ等の蜂の数も少なく、巣も小さいものであれば、刺されない様に帽子・露出の少ない服を着た上で市販の蜂用殺虫剤で蜂を駆除した後、棒等で巣をつつき落とします。 ポイントとして、暗くなると蜂の活動がおとなしくなるので、なるべく暗くなってからの方が安全です。また、蜂の死骸と巣を片付ける際は毒針が出ていることがありますので、絶対に素手では触らないようにしてください。

●スズメバチについて 
スズメバチを誘引し駆除するペットボトルを利用したスズメバチトラップが駆除に有効です。

スズメバチトラップとは?
3月上旬頃から4月中旬頃にかけて、冬眠から覚めた女王バチが1匹で巣作りのために庭木や植栽に飛来します。
この時期にハチトラップを設置し、女王バチを捕獲することにより家の周りに巣を作らせない効果が期待できます。
6月以降は女王バチが巣から出なくなり、働きバチしか飛来しなくなります。ハチトラップを仕掛けておくとかえって働きバチをおびき寄せてしまい危険ですので、6月になったらハチトラップ取り外してください。

〈スズメバチトラップの作り方〉

●材料
1.ペットボトル(1.5~2リットル程度の大きさのもの)
2.誘引剤(ペットボトル1本あたり、酒300ミリリットル、酢100ミリリットル、砂糖100グラムを混合)
3.千枚通し(無くても作れます)、カッターナイフ、ヒモ(針金など)、誘引剤を混ぜる容器など

●作り方
1.ペットボトルの上部の側面3~4箇所にカッターナイフでH型に縦横幅2センチメートルの切り込みを入れてください。
2.誘引剤の材料を混ぜ合わせ、ペットボトルに注ぎ込みます。
3.H型の切り込みを上は外側に、下は内側に折り込んでください。
4.トラップの入口の穴が地上1.5~2メートル程度の位置になるところにヒモでつるします。(必要があればひもを通すための穴をキャップや飲み口部分に千枚通しで開けてください。)

●注意事項
1.設置する場所は以下の点に注意しましょう。
・直射日光の当たらない場所(木陰等)にしてください。
 (強い日光は、発酵中の微生物が死んでしまい、ハチを誘引する効果が落ちます。)
・普段から人が通行・作業する場所を避け、そのような場所から3メートル以上離してください。
・近所に子どもがいる場合には、手の届かないような高さ(2メートル程度)に設置してください。
・ハチやその他の昆虫が寄ってきます。ご家族やご近所の方が困らない場所にしてください。
2.誘引剤の量が少なくなり、ハチや他の昆虫の死骸がたまってくると、捕獲状況が悪くなります。液面が見えなくなったときには、ハチの回収および誘引剤の交換・補充を行ってください。その際に中のハチが生きている場合は、刺されてしまう危険があるため、取り出さないでください。

スズメバチの巣を見つけたら(刺されないために)

・巣を見つけたら巣に近づかない。
・巣の近くで大声や大きな音を出したり大きな動きをしない。
・巣を揺すって刺激したり棒や石でいたずらをしない。
・横の動きに敏感に反応するので、ハチが寄ってきたり巣を見つけたら、ハチを手で払ったり急に向きを変えるような動きをせず、静かに後ずさりして離れる。
・黒色に対して攻撃する習性があるので、黒色系の服装に注意する。頭に気をつけて白色系の帽子をかぶる。長袖の服を着るなど露出部分を少なくする。
・香水や整髪料など化粧品の香りに反応するので注意する。
・日常生活の範囲に巣を見つけたら巣が小さい早い時期に駆除する。
・夏から秋のハチの活動が活発な時期に雑木林や山に入るときはハチがいないか気を配り、不用意に巣に近づいてしまわないように注意する。
・室内や車内にハチが入ったときは明るい方の窓を開けて静かに出て行くのを待つ。
ハチが単独行動しているときは、そっとしておけばほとんど人を刺すような事は無いので、追いかけ回したり刺激しないようにする。

もし刺されてしまったら

1.巣の近くで刺されたときは速やかに巣から離れる。
2.刺されたところを指で強くつまんで傷口から毒液をしぼり出しながら、大量の水でよく洗い流して患部を冷水か氷で冷やす。(毒液は水溶性なので水で流すと毒を薄める効果があるとされています。)
3.患部に抗ヒスタミン軟膏(虫刺されの薬など)を塗る。
 ※アンモニアはハチの毒には効果がありません。
4.速やかに医師の診察を受ける。

 気分が悪くなるなどアレルギー症状(アナフィラキシーショック)が出たときは直ちに医療機関で治療を受けることが必要です。ハチ毒アレルギー体質の場合死に至ることがあります。
 1回目にハチに刺されて症状が出なくても複数回刺されるとアレルギー反応が出やすくなります。反応が短時間(数分から30分以内)に起きるため速やかな処置が必要です。

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