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第2期君津地域広域廃棄物処理事業
第2期君津地域広域廃棄物処理事業について
これまでの経緯
本市の清掃センターは建設から30年以上が経過し、稼動限界域との指摘もされています。今後も施設を使用していくためには相当の費用がかかるうえに、修繕するためにごみの焼却を長期間止める必要があるため、ごみ処理を停止しなければなりません。
安房地域のごみ処理広域化事業を担う安房郡市広域市町村圏事務組合(以下「安房広域」)では、各市町が行っているごみ処理業務を集約し、安房地域のごみを共同で処理できる施設の建設を計画していました。
しかし、建設用地の取得ができなかったことや、館山市が単独でごみ処理を行うことを選択したことから、鴨川市と南房総市、鋸南町の2市1町でごみ処理広域化事業に取り組むこととしました。
君津4市との事業連携
検討を進める中、木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市の「君津地域4市(以下4市)」が令和9年(2027年)4月から供用を計画している君津地域広域廃棄物処理事業の次期事業に、2市1町が参加し、事業連携することの可能性を見出しました。
連携の可能性について協議を申し入れ、調査・研究を実施。その結果、4市の次期事業に参加することは、2市1町にとって20年間に一般財源で約33億円以上の大きな経済的メリットがあること、4市ではすでに建設候補地の選定が進んでいること、安定的なごみ処理体制の構築が期待できること、以上のことから、「優位性が高い」と判断しました。
この報告書の結果をもとに、2市1町の首長と安房広域理事長は、君津地域4市の首長へ、次期事業参加の申し入れ書を提出。4市としても2市1町の事業参加により、経費の削減が見込めるなどの理由から、参入が承認されました。
平成30年12月25日、君津市保健福祉センターで6市1町の首長による「(仮称)第2期君津地域広域廃棄物処理事業」に関する覚書の締結式が行われ、改めて6市1町が相互に連携、協力して事業を推進することを確認しました。
第2期君津地域広域廃棄物処理事業について(木更津市ホームページ)<外部リンク>
これからのごみ処理
市では、今後も安定したごみ処理を行うため、令和4年中に(2022年度)で鴨川清掃センターでの焼却を停止します。
令和4年度(2022年度)から8年度までの5年間は民間の処理業者へ搬出します。
このため、市では令和4年度までにごみの積替えるための中継施設の整備します。この施設は、市で収集した燃えるごみをコンテナに圧縮して詰め込み、効率的に搬出する施設で、ペットボトルやカン、ビン、古紙などもこの積替え施設へ集められ、リサイクル業者に引渡します。
君津地域広域廃棄物処理事業は今年度からスタートし、次のスケジュールのとおり進めていきます。
令和9年度(2027年度)には、君津地域の新ごみ処理施設が完成し、搬出を開始する予定です。