本文
鴨川市地域公共交通会議 令和4年度第5回会議を開催
公共交通の乗り方教室の開催結果の報告や、民間路線バス鴨川市内線およびコミュニティバスの再編に係る協議を実施
鴨川市は、令和5年3月24日に「鴨川市地域公共交通会議 令和4年度第5回会議」を開催しました。
同会議は、鴨川市附属機関設置条例に基づき設置する市長の諮問機関の一つで、市内の公共交通事業者やその利用者等の委員により構成し、コミュニティバスの運行に関する議題をはじめとした地域公共交通に関する協議等を行っています。
今回の会議では、以下のとおり、1件の報告および2件の協議を行いました。
報告案件1 公共交通の乗り方教室の開催結果について
令和5年2月20日に、長狭学園の小学4年生21名を対象として開催した公共交通の乗り方教室について、当日の乗車体験等の模様や、参加した生徒とその保護者に実施したアンケートの結果等を報告しました。
協議案件1 民間路線バス鴨川市内線の再編の修正について
第4回会議で協議したダイヤ改正案について、沿線地区別説明会および利用者アンケートの結果を踏まえ、ダイヤ改正案の運行便数維持しつつ一部早朝便を復活することや、夕方便のJRとの接続性に配慮した修正を運行事業者に依頼することが承認されました。
協議案件2 鴨川市コミュニティバスの再編の方向性について
本会議第3回会議において承認された市公共交通の再編の方向性を踏まえ、コミュニティバスの再編の方向性を以下のとおり具体化し、承認されました。
北ルートおよび南ルート(都市拠点部等の区間)
この運行区間の再編に加え、公民館再編後の田原地区市民等の西条公民館への移動に配慮し、一部長狭街道等を運行区間に組み込んだ循環線への転換を検討
南ルート(曽呂地区等の区間)および清澄ルート
乗合タクシーの実証運行の検討
今後も、コミュニティバスや路線バスの見直しを行っていくため、この会議で協議していく予定としています。
▲会議冒頭に挨拶する会長の平川副市長