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まちづくり市民会議を開催しました
「第3次鴨川市総合計画」の策定に向けて
鴨川市は、令和8年度を初年度とする「第3次鴨川市総合計画」の策定に向け、16日(土曜日)、30日(土曜日)に「まちづくり市民会議」を開催しました。これは、計画策定への市民参画の一環として、市の持つ課題の中で優先して取り組むべき課題とその解決案について、市民の皆さんに話し合ってもらい、計画に反映していくとの趣旨で開催されたものです。
この会議には、無作為抽出された1,200人の市民の中から公募し、参加申し込みがあった市民と市内中学校から推薦された中学生が参加しました。(1回目は41名、2回目は33名が参加)
全3回の日程で予定されていましたが、台風9号の影響により8月2日(土曜日)の会議が中止となり、予定を変更して全2回の日程で開催しました。
会議は、「鴨川市のより良いまちづくりのために、今後、市は何をすべきか」を大きなテーマとして、2日間に亘りワークショップ形式で進められました。
第1回会議(8月16日)
1回目の会議では9グループに分かれて、全体のファシリテーターの進行により「市が解決すべき課題」をグループごとに協議し、挙げられた複数の課題の中から最重要課題を選定して各グループの代表から発表されました。中学生や高校生も活発に意見交換に加わり、中には発表者を務めた生徒もいて、大人たちに交じって堂々と発表をしていました。
各グループからは、教育環境に関することが3件、財政の見直しが2件、移住定住の促進、子どもへの給付、自然を守りながら楽しめる環境づくり、スポーツ施設についてなどの項目が最重要課題として挙げられました。
第1回 課題発表シートまとめ [PDFファイル/290KB]
第2回会議(8月30日)
2回目の会議では、前回、最重要課題として選定した課題の解決案について、カードブレインストーミング法や持ち点評価法などにより、出されたアイデアを整理、集約していき、最終的に1枚の企画シートにまとめ、各グループから発表されました。
各課題に対して様々なアイデアが提案され、最後に佐々木市長から、「本日いただいたご提案を、できる限り、新しい計画に反映していきたい。」とのあいさつで会議は締め括られました。