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「分断の進む世界~グローバルサウスのゆくえ~」をテーマに公開講座を開催しました
令和6年度鴨川市・城西国際大学交流事業 公開講座を開催しました
テーマ「分断の進む世界~グローバルサウスのゆくえ~」
鴨川市は、令和6年度の城西国際大学との交流事業となる第3回公開講座を、2月8日(土曜日)、鴨川市郷土資料館 文化財センターを会場に開催しました。今回は、「分断の進む世界~グローバルサウスのゆくえ~」をテーマに、国際人文学部 国際文化学科 名本 光男(なもと みつお)准教授を講師にお招きしました。
本講座では、まずパレスチナ紛争の歴史的な背景などについて説明があり、グローバルサウスの国々について、世界の政治経済において大きな影響力を持つようになったこと、グローバルサウスのめざすものは、他民族の基準で判断したり、優劣を単純に付けられるようなことがない、それぞれの独自の理論と価値が共存する世界であり、これは人々がめざすものであり、政府がめざすものではないとのことが述べられました。聴講者は、「教養が深まった。」、「体験者の話はおもしろい。」、「グローバルサウスの国々がこんなに世界で力を持ってきていることに驚いた。」、「戦争終結の折り合いをつける難しさを知った。」などの声が聞こえました。