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災害時外国人サポーター養成講座を開催しました
災害時の外国人対応に備えるため、災害時多言語支援センターの設置・運営や避難所巡回訓練を実施しました
日時・場所
- 日時 2月14日(土曜日) 午前9時から午後3時40分まで
- 場所 社会福祉法人 太陽会 安房医療福祉専門学校南房総校
参加者
16名
協力者
南房総国際交流協会、鴨川警察署、鴨川市消防団女性消防隊、館山消防署和田分署
活用助成
外国にルーツがある人々への支援活動応援助成 第6回
内容
講義「災害時外国人支援活動のポイント」
講師 NPO法人多文化共生マネージャー全国協議会 代表理事 土井佳彦氏
外国人だけでなく、日本国籍であっても海外生活が長い人や帰化した人など、「外国にルーツのある人」も対象となるとした上で災害時の外国人を取り巻く状況として、次のケースが紹介されました。
- 地震が発生しない国もあり、日本のような防災教育を受けていない場合があること
- 日本のような避難所の仕組みが母国に存在しない場合があること
- 避難所の掲示物が日本語のみで、情報が伝わりにくいこと
- 宗教上の理由で食べられない避難食は配布されても食べられないこと

災害時多言語支援センターの設置
- 鴨川市地域防災計画では、災害時多言語支援センターを設置することになっており、対策本部が発信する災害情報を多言語に翻訳したり、避難所を巡回して外国人の状況を把握し、ニーズにあった情報を提供している
- 日本人と外国人の間にある言語や文化の違いを支援し、双方に安心を与える役割を担う

- 日本人と外国人の間にある言語や文化の違いを支援し、双方に安心を与える役割を担う
- 開設中の避難所にいる外国人数や国籍の確認
- 災害対策本部が発信した情報を整理し、「やさしい日本語」や多言語へ翻訳
避難所巡回訓練
訓練では、市役所などが発信した情報を「やさしい日本語」や英語、中国語等に翻訳した資料を持参し、避難所を訪問しました。
被災者役に声をかける中で、日本語が十分に伝わらずコミュニケーションに苦労する場面もありました。また、事前に準備した情報だけでは避難者にとって不十分であることや、外国人特有の困りごとがあることも確認されました。即答できない場合は、調査の上、次回、訪問する際に回答することを伝えました。相手の話を丁寧に聞き、安心感を与える姿勢の大切さを学びました。

タブレットを活用したオンライン通訳も実施。支援者側からは、「翻訳アプリを使うより、通訳を通した方が正確であり、避難者も顔を見て相談できるため話しやすいと思う。ただし、支援者はタブレットの扱い方をあらかじめ練習しておく必要がある」との声がありました。

被災者役(外国人)の感想
- おなかが痛くて病院に行きたいと伝えたが、情報がもらえなかった
- 丁寧に話を聞いてくれて安心した
- 日本語で話されるより翻訳アプリの方が理解しやすかった
参加者の声
- 言語の壁の大きさを改めて認識した
- 避難者と目線を合わせて相談にのることを意識したが、翻訳アプリを使いながらでは難しさを感じた
- 今回はWi-Fiが利用できたが、使用できない状況では対応が難しくなる。日頃から多言語資料を準備するなど、アナログ対応も必要である
- ボランティアとして支援に行くが、どこまで対応していいのか判断が難しい
- 何度か参加している。一度の参加でも多くの学びがあるが、参加を重ねることで作業もスムーズになり、新しい発見も得られる。そのため、継続して参加することが大切であると思う
外国人のための防災教室
講師 NPO法人多文化共生マネージャー全国協議会 理事 高橋伸行氏
参加者:12人(ネパール7人、インドネシア2人、ベトナム2人、帰国子女(フィリピン)1人)
講義「災害に備えよう」
- 大雨や台風のときは、川やがけの近くに行かない
- 大きな地震のときは、海の近くに行かず、高い場所に避難
- 家の家具は、固定して、落下防止
- 非常用持ち出し品の準備
- 外国人が直面することばの壁、制度の壁、こころの壁がある
- 日本で楽しく生活するために日本語を覚える
非常食体験
ハラール認証のたけのこご飯をお湯を入れて作るところから体験。待ち時間に、日本人支援者と外国人参加者が最近出席した二十歳の集いやイスラム教の食事などの話で盛り上がりました。
救急救命講習・AEDの使い方
館山消防署和田分署からやさしい日本語で指導を受けながら体験
「心臓マッサージを続けるのは、とても大変」との声がありました。
参加者の声
- 地震は怖いです。日頃から備えておくことの大切さが分かった
- 楽しく学べた。これからも災害についてもっと勉強していきたい
- 災害についていろいろ学べ、体験もできた
- 非常食体験のとき、楽しくお話できてよかった
- 今度は、支援側のボランティアもやってみたい



