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鴨川地区合同祭が令和6年9月7日(土曜日)、8日(日曜日)の両日で行われました。これは、大浦八雲、白幡、日枝、熊野、横渚八雲、諏訪、八幡の7社の神社が続けている合同祭礼。山車や屋台、神輿、担ぎ屋台が巡行し、鴨川地区内に祭囃子が響き渡りました。
7日(土曜日)の正午過ぎ、各神社から山車や神輿などがまちへ繰り出し、夕方4時ごろ、鴨川小学校の校庭に続々と集結。校庭の中央では手打ち式が行われ、来賓として参加した長谷川市長は「多くの方に協力いただいてお祭りができますこと本当にうれしく思います。今宵、そして明日、皆さんと素晴らしいお祭りを過ごせることが楽しみです。本日は開催、おめでとうございます。」と話しました。
手打ち式後には、太鼓や笛の共演が行われ、校庭に集まった多くの方を楽しませました。
大漁を祈願し、自らの無病息災と家族の安泰を祭りに託し、海の様を表現しようと創作された「担ぎ屋台」。これは、市指定無形民俗文化財で、屋台は波間に浮かぶ小舟を、担ぎ手は海を、3本の担ぎ棒は波、笛や太鼓は漁師の喜怒哀楽を表しています。
屋台の重さは約1トンといわれ、50~60人の担ぎ手が必要とされます。合同祭の両日に披露され、派手な衣装を付けて力一杯振る舞う姿は、他を圧倒するほど。大漁を祈り巡行する担ぎ屋台は、全国でも珍しいもので、多くの見物人を魅了します。
7日(土曜日)午後8時ごろには、魅力体験広場に、8日(日曜日)午後4時ごろには安房鴨川駅に、担ぎ屋台、神輿、屋台、山車が集結。会場では、太鼓や笛の共演、各神社の代表者が木遣り(きやり)を披露するなどして盛り上がりを見せました。
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