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(一社)日本サーフィン連盟(NSA)の酒井厚志理事長と関係者が、3月11日(金曜日)に長谷川市長を訪問し、感謝状を市に贈呈しました。
これは、昨年7月に2020東京オリンピック競技大会において、オリンピック史上初となるサーフィンが一宮町の釣ヶ崎海岸で行われ、日本人選手も大活躍。男子では五十嵐カノア選手が銀メダルに、また、女子では都筑有夢路選手が銅メダルに輝くなど好成績につながったことから、同連盟の国内合宿地である鴨川市に対し感謝の意が伝えられたものです。
国内サーフィン発祥の地のひとつであり、リピーターも含め多くのサーファーに愛されている鴨川市では、平成27年度から28年度にかけて、2020東京オリンピック競技大会のサーフィン会場の誘致を、市内サーフィン関係者とも協力しながら進めましたが、多くの自治体が誘致に名乗りを上げる中、実現は叶いませんでした。
しかしながら、県内屈指のサーフスポットである、東条海岸・マルキポイントを中心に、平成29年3月には、日本サーフィン連盟(NSA)、日本プロサーフィン連盟(JPSA)、世界プロサーフィン連盟(WSL)合同の、世界大会等をめざす強化指定選手の合宿地として、選ばれました。
その後も平成30年3月、平成31年3月と、3年連続で合同合宿が開催されており、市でも鴨川サーフィンクラブ(川井幹雄会長)と連携しながら、これを後援し、マリンスポーツの振興に努めています。今年3月には代表候補選手の選考も含めて2年ぶりに合宿が開催されました。このような取り組みのなかで、国内の最高峰のクラス別サーフィン選手権大会やプロによる国際大会など大規模なサーフィン大会も例年開催され、地域の活性化や観光振興、鴨川市の知名度向上などにつながっています。
鴨川市長は、「合宿地に鴨川を選定いただき、大変光栄です。東京五輪での活躍もあり、非常に注目を集めているサーフィン競技を、市の観光資源として、NSAと連携して、より一層の活用を図って行きたい。」とコメントしました。