【市長コラム　NO.28】「なぜ？」「不思議だな！？」おもしろ科学実験教室

　勉強のおもしろさは「なぜ」「不思議だな」と思うことから始まると言われています。

　こうしたことから始まった今夏で24 回目となる「おもしろ科学実験教室」が、文化体育館で開催されました。

　午前・午後に分かれて118 人の小学生が早稲田大学が企画・運営した実験に参加し、同大学理工メディアセンターのスタッフ18 人が先生となり「理科」の勉強をしました。「街灯が夕方になるとなぜ自動で点灯するのだろう」「どうして茶色のうがい薬で紙に文字や絵をかくと、色が変わるのだろう」などの疑問を実験を通して解き明かしました。長狭高校科学部の皆さんによる「ダンボールで出来た、大きな空気砲で遊ぼう」などの実験ブースもありました。子どもたちからは「わかりやすく教えてもらって楽しかった。理科が好きになった」「家に帰ってからも実験したいと思った」「白衣を着て博士になった気分だった」などの声が聞かれました。

　早稲田大学技術部長細井肇さんからは「鴨川市と早稲田大学の交流事業が24 回も続いていることは、大きな財産です。子どもたちが見て、触れて、考えることにより、楽しみながら科学への興味を深められたら嬉しいですね」と話されていたことが印象的でした。

　子どもたちにとって、夏休みの有意義な思い出となりました。

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