本文
鴨川市では平成27年7月の会議を皮切りに、令和2年の新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止による中止を除いて毎年実施し、「教育に関する大綱の策定」や「いじめ・不登校に関する問題」、「学校における働き方改革」等の教育課題を議題として参りました。
日時 令和4年10月20日(木曜日)午前10時より
会場 長狭学園
会議は「子どもたちにとって、かけがえのない学校生活と安全安心の両面を守るため、新型コロナウイルス感染症対策や通学路の整備等の環境改善に積極的に取り組んでいく」との長谷川市長の挨拶で始まり、その後、平成21年に小中一貫校としての歩みを始めた長狭学園の授業を参観しました。
参観後には、中学校教員が専門性を活かし、小学校教員とともに授業実践を行う良さや中1ギャップの解消、英語教育の推進等についても質疑が行われました。
また、「こども園との交流にも積極的に取り組んでいる」との鈴木校長の説明を受け、鴨川市が推進する保幼小中一貫教育についても再確認する場となりました。
また、担当指導主事から部活動地域移行に向けて、準備委員会や協議会の設立、今後の計画が提示されました。少子化等を含めた地域移行への課題やアンケート調査実施等について、熱心な質疑がなされた後、地域移行計画とともに、準備委員会や協議会の結果についても、随時報告を受けていくこととなりました。
その後、今年度から鴨川市が導入した校務支援システムの運用状況やコミュニティースクールの実施状況についての報告がなされ、活発な意見交換の場となりました。
会議後は、地産地消を進める鴨川市の庄司栄養教諭の説明のもと、鴨川産のサツマイモやシメジの入った秋のシチュー等の学校給食をおいしく試食しました。