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4年ぶりの開催 鴨川地区合同祭

ページID:0024489 更新日:2023年10月3日更新 印刷ページ表示

 鴨川地区の合同祭礼が9月9日(土曜日)、10日(日曜日)の両日で行われました。これは、大浦八雲、白幡、日枝、熊野、横渚八雲、諏訪、貝渚の7社の神社で続けている合同祭礼。台風一過、青空が広がる中、山車や屋台、神輿が巡行し、鴨川地区内に祭囃子が響き渡りました。

 コロナ禍で中止が続き、4年ぶりの開催となった今年、神輿8基・山車3台・屋台4台・市指定文化財の担ぎ屋台1台がまちを練り歩きました。

 参加者は「市外に住んでいるけど、合同祭に参加するために帰ってきました。2日間楽しみます。」「子どもが生まれて初めて一緒に参加できました。子どもたちも楽しんでもらえるといいな。」「太鼓や笛の音を聞いていると、家の中にいても自然と外に出てしまいますね。」と笑顔で話していました。

山王講の山車を盛り上げている写真

山王講の山車を盛り上げている写真

屋台に乗って太鼓をたたいている写真

山車を引く子どもたちの写真

祭りに参加した家族の写真

7社の山車・屋台が集結

 9日の正午過ぎに各神社を出発。当初、鴨川小学校の校庭に7社の山車・屋台が集結する予定でしたが、前日の令和5年台風第13号による記録的な大雨の影響で校庭がぬかるんでいたため、集結場所を周辺の駐車場や道路に変更。午後4時ごろから続々と同小学校周辺に集合し、太鼓や笛の協演が繰り広げられました。多くの見物客が集まり、活気と熱気にあふれていました。

山車を引く家族連れ

▲続々と鴨川小学校へ集まる山車と屋台。多くの子どもたちや家族連れが引いていました

鴨川小学校に集結した屋台と山車

▲鴨川小学校の周辺に各地区の山車と屋台が集結。多くの人が太鼓や笛の協演を楽しんでいました

諏訪講のきつね・ひょっとこの演舞

 有形民俗文化財である諏訪講の山車で白虎やひょっとこが舞を披露しました。ひょっとこの菓子投げも行われ、諏訪講の山車の前には多くの人が集まりました。

諏訪講の白虎の舞

諏訪講のひょっとこの舞

諏訪講ひょっとこの菓子投げ

菓子投げに参加した子どもたち

共演を楽しんだあとは各地区を巡行

 共演を楽しんだ山車と屋台は鴨川小学校を後にし、各地区内を巡りました。山車や屋台の先頭にたつ子どもがメガホンで掛け声をかけ、先導していました。

屋台を引く子どもたち

山車の先頭に立ち掛け声をかける子ども

迫力の神輿

 担ぎ屋台や各神社の神輿は地区内を巡行。担ぎ手は「楽しいけど久しぶりに担いだからすぐ疲れてしまいました。この肩と腰の痛みが懐かしいですね。」と話していました。

担ぎ屋台の写真

担ぎ屋台の担ぎ手の写真

笛を吹く女性

▲市指定無形文化財である「大浦の担ぎ屋台巡行」。太鼓の奏者を乗せた重さ約1トンの屋台は船を象徴しています。漁の安全と大量、無病息災の願いを込めて、太鼓と笛の音を響かせながら地区内を巡行しました。

熊野神社の神輿を担いでいる写真

日枝神社の神輿を掲げている写真

木槍を唄う担ぎ手たち

神輿を担ぐ担ぎ手の写真

▲担ぎ手たちは衣装やタオルの色を揃え、全員で力を合わせて各地区内を巡行。複数人の力を一つにまとめるために掛け声や合図として唄われる「木遣り(きやり)」の力強い声が鴨川地区に響いていました。

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