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大山寺不動堂
宮殿
国の文化審議会(会長 島谷 弘幸)は、令和7年10月24日(金曜日)に開催された文化審議会文化財分科会の審議・議決を経て、大山寺不動堂1棟、宮殿1基を重要文化財(建造物)に指定することを文部科学大臣に答申しました。
鴨川市内の重要文化財(建造物)の指定は初めてで、市内の国指定文化財は、特別天然記念物「鯛の浦タイ生息地」、天然記念物「清澄の大スギ」と合せて3件となります。
なお、指定日は官報告示の日となります。
○重要文化財(建造物) 指定物件
1 名称、員数、構造および形式
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名称 |
員数 |
構造および形式 |
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大山寺不動堂(ふどうどう) |
1棟 |
桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、向拝一間、 軒唐破風付、銅板葺、附・棟札二枚 |
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大山寺宮殿(くうでん) |
1基 |
桁行三間、梁間二間、二重、切妻造、上重正面千鳥破風付、下重正側面軒唐破風付、木瓦葺、須弥壇含む |
2 所在地 千葉県鴨川市平塚1718番地1
3 所有者 大山寺
重要文化財(建造物)に指定される大山寺宮殿を臨時公開します。
大山寺宮殿は、お参りが可能な外陣と宮殿のある内陣に格子で区切られ、普段は内陣に入ることはできません。
臨時公開では、内陣を開放し、宮殿を間近から見学できるようにします。
令和7年10月28日(火曜日)
※正午から午後2時まで大護摩供法要の準備、午後2時から午後2時30分まで大護摩供法要のため宮殿の見学はできません。