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川代柿ノ木代棚田でオーナーらが稲刈り

ページID:0024041 更新日:2023年9月15日更新 印刷ページ表示

自分で刈り取った稲を見せて記念撮影

 9月3日(日曜日)、川代柿ノ木代棚田で稲刈りが行われました。

 同棚田は、農林水産省が選定した全国の優良な棚田271地区「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」<外部リンク>の一つ。管理する川代集落は「棚田オーナー制度」を導入しており、田んぼオーナーの農作業体験、棚田で作ったお米などの宅配のほか、棚田農家と都市住民をつなぐ「棚田ネットワーク」を利用した、棚田の保存と地域振興に力を注いでいます。
 また、スポーツを通した地域活性化に取り組んでいる「ウェルネスポーツ鴨川」と連携し、田植え前の棚田で泥遊びを楽しむ「どろりんピック」などの催しに、会場を提供しています。

 この日は、市内外から約300人が稲刈りに参加。稲穂が実り、黄金色に輝く棚田には稲を刈り取る音と楽しそうな笑い声が響いていました。

 

川代棚田プロジェクト<外部リンク>

稲刈りの様子

 ▼地元住民は各田んぼを回り、参加者たちに鎌の使い方や稲のまとめ方などを指導。参加者は熱心に話を聞きながら、少しずつ稲を刈り取っていました。

地元住民から鎌の使い方を教わる稲刈り参加者

地元住民から稲のまとめ方を教わる参加者

▼大人も子どももみんなで稲刈りを楽しんでいました。

刈り取った稲を運ぶ参加者

▼刈り取った稲でたくさんの山ができました。

稲を刈り取った田んぼ

▼お父さんが刈り取った稲を少しずつ運んでお手伝い。

親子で稲刈りを行う参加者

稲を運ぶ参加者

▼棚田ネットワーク会員のみなさん。多くの家族連れが稲刈りに参加していました。

棚田ネットワークに登録し、稲刈りに参加した方々

▼東京都練馬区から参加した塚本さん。今回、娘の歩澪(あみ)さん(7歳)は稲刈り初参加。
 「初めて稲刈りをやったけどすごく楽しい。鎌を使って一人で刈り取ることができました。来年もまた来たいです。」と話していました。

稲をもって写真をとる参加者

▼稲を刈り取った後は、束ねた稲を棒などに架けて約2週間、天日(太陽光線)と自然風によって乾燥させます。
 これを「稲架(はさ)掛け」といい、地域で呼び方が異なります。この地域では「掛け干し」と呼ばれています。

稲を干す準備をする参加者

稲の天日干しを準備している参加者

▼「稲架(はさ)掛け」が終わった田んぼで記念撮影

「稲架(はさ)掛け」が終わり記念撮影する参加者

▼この日の最高気温は34.2℃。川代集落の方が用意したかき氷に多くの人が集まりました。

かき氷を買う参加者

▼稲刈りが終わり、「稲架(はさ)掛け」が並ぶ川代柿ノ木代棚田。黄金色に輝いていた田んぼはすっかり模様替えをしました。

稲刈りを終えた川代柿ノ木代棚田

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