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「越前織」ネックストラップデザインコンテスト2024で大賞を受賞

ページID:0033548 更新日:2025年2月5日更新 印刷ページ表示

 このほど、福井県坂井市丸岡町の丸岡ファインテックス協同組合が主催する『第9回「越前織」ネックストラップデザインコンテスト2024』において、本市の職員がデザインした作品が、全国から応募のあった151団体・186作品の中から、5作品のみに与えられる大賞を受賞しました。

 このコンテストは、織ネーム(ネームタグ)やストラップなど、越前織の生産地である福井県坂井市の丸岡ファインテックス協同組合が、全国の自治体および企業・学校を対象に魅力を発信するネックストラップのデザインを公募し、開催。大賞5点のデザインを製品化し、受賞団体に100本ずつ贈呈、受賞した自治体などが窓口などでネックストラップを着用することで、越前織のPRに繋げようというものです。

 なお、本市では令和元年度に行われた同コンテストでも大賞を受賞。令和元年に本市を襲った台風被害の復興をアピールしたデザインで、要望により追加注文し、現在も、本市の職員の襟元を彩っています。

 副賞として贈呈された100本のネックストラップは、本市窓口担当職員を中心に配布するほか、市制施行20周年を祝うPRグッズとして積極的に活用します。

コンテスト概要

名称

 「団体・地域の魅力をデザインに 越前織ネックストラップデザインコンテスト」

募集対象

 全国の自治体・企業・学校・その他団体等

内容

 坂井市の地場産業「越前織」が団体や企業の魅力を応援。シャトル織機で製造できる4色までの色数でデザインを募集し、大賞受賞団体には“唯一の魅力”を表すデザインを織り込んだネックストラップを100本贈呈する。

受賞団体

 鴨川市、鯖江・丹生消防組合、取手市、原村、東海村

受賞作品

デザインの説明

ネックストラップの画像

「萬年の繁栄を」

 鴨川市の市制施行20周年を令和7年2月11日に迎えるに当たり、縁起の良い鴨川萬祝染(まいわいぞめ)をイメージしたデザインを取り入れました。

 萬祝染とは、江戸時代から続く伝統工芸で、藍色の地に鶴や亀、恵比寿、七福神、龍、松竹梅などの縁起物を鮮やかに染め抜いたものです。漁師の生活の中で息づいており、大漁のときには手ぬぐいを、桁外れの大漁に恵まれた際には晴れ着をつくって祝いました。現在は、地元の祭半纏や還暦祝いのちゃんちゃんこのほか、柄を染めたTシャツなどにも活用され、市民から親しまれています。南房総地域にも多くの染め職人がいましたが、当時の技法を受け継いでいるのは、日本全国で鴨川市に2軒のみとなっています。

 藍色に染め上げた反物をベースに、市の魚「鯛」、市の花「菜の花」、市の木「松」を配置。赤く色付けされた「鯛」については、日蓮聖人が誕生した際の不思議な伝説の一つ、海面に鯛の群れが集まった不思議な現象をデザインしたものです。ハケにより赤く染めたことにより、反物の外に飛び出し、海面に浮上していく様子を表現しました。白く染め抜いた菜の花と松は、これから黄色と、緑色に染められていくことを連想させるデザインとし、鴨川の発展性を表現しました。

 これから何十年、何百年、萬年先も繁栄してほしいということを表現するため、萬祝の「萬」を捩り「萬年の繁栄を」というキャプション(※)を配置しました。

 鴨川市に根付く素晴らしい伝統工芸品をネックストラップとすることで、地元の子どもたちにも親しみと誇りを感じてもらいたい、また、きめ細やかな越前織とコラボすることで、より萬祝染の良さが伝わるのではないか考え、作成しました。

※令和6年9月に応募したものであるため、令和7年1月に決定した鴨川市市制施行20周年のキャチコピー「今、羽ばたく 次の20年へ」と異なります。

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