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「薬王院」と県指定文化財「薬師堂」

ページID:0001004 更新日:2021年6月15日更新 印刷ページ表示

薬王院

慈永山薬王院

 薬王院の創建や沿革については資料がとぼしいため明らかではありませんが、宝暦14年(1764)の本堂建立棟札には、「慈永山薬王院第十七世権大僧都法印勝範」とあり、寺院の創始は少なくとも中世末期まで遡ることは確実です。本堂の欄間彫刻は「波の伊八」の若い頃(29歳)の作で、装飾感豊かに仕上げられた竜虎の図は彩色もよく残っており、市の有形文化財に指定されています。
 本堂の北側に佇む薬師堂は堂内の柱に書かれた墨書から、正保5年(1648)に建立されたことがはっきりとしています。細部の様式に中世の名残をとどめる、安房地域でも数少ない江戸時代初期の建築の貴重な遺存例として、県の有形文化財に指定されています。

  • 場所:千葉県鴨川市粟斗179-1
  • 交通:安房鴨川駅から路線バス西条線「花房」下車、徒歩10分

案内図はこちら(PDF:134.3KB)

慈永山薬王院の画像
(薬王院薬師堂)

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