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県指定文化財「吉保八幡のやぶさめ」

ページID:0000994 更新日:2023年9月1日更新 印刷ページ表示

吉保八幡のやぶさめ

吉保八幡のやぶさめ(県指定無形民俗文化財)

 毎年9月の最終日曜日に催される吉尾地区の八幡神社の祭礼で、神事として古式ゆかしく執り行われます。もともとの起源ははっきりしませんが、社伝によれば、鎌倉時代中期までさかのぼるといわれています。
 約210メートルの馬場を疾駆しながら、3つの的めがけて矢を放ち、それを3回繰り返します。他で行われているやぶさめと異なる特徴としては、的までの距離が遠い点が挙げられますが、これは、吉保八幡のやぶさめが武芸としてよりも、五穀豊穣を祈願し農作物の収穫の豊凶を占うことを第一の目的として行われて来たためです。的に当てることよりも、放った矢の当たり外れによって、天からのお告げ(ご託宣)がもたらされると考えられているため、的から外れることにも重要な意味があります。騎射する人(禰宜、ねぎ)は心身を清めるために、一週間精進潔斎することが定められています。

  • 場所:千葉県鴨川市仲
  • 交通:安房鴨川駅から路線バスで20分「吉保(きっぽ)」下車

 

令和5年の開催について

令和5年は、9月24日(日曜日)16時00分頃に行われました。
詳しくは「人馬一体の勇壮な技 吉保八幡神社のやぶさめ」をご覧ください。

 

吉保八幡のやぶさめ1

吉保八幡のやぶさめ2

吉保八幡のやぶさめ3

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