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広報かもがわ(令和5年10月15日号)の表紙写真が県で「最優秀作品」に

ページID:0026149 更新日:2024年1月24日更新 印刷ページ表示

全国広報コンクールの千葉県選出作品に推薦

 広報かもがわ令和5年10月15日号の表紙写真が、公益社団法人日本広報協会主催の「令和6年全国広報コンクール・広報写真(1枚写真)の部」において、千葉県選出作品(最優秀作品)として選ばれました。

 本市では、平成27年度・令和元年度に「1枚写真の部」、平成29・30年度に「組み写真の部」で最優秀賞に選出されており、今回で5度目の選出。県内の広報写真部門では、常に高い評価をいただいています。

 このコンクールは、地方自治体の広報活動の向上を目的に、毎年実施されているものです。「広報紙(政令指定都市部、市部、町村部)」、「ウェブサイト」、「広報写真(一枚写真の部、組み写真の部)」、「映像」、「広報企画」の部門に分かれ、「広報紙」、「広報写真」、「映像」の部では、それぞれ都道府県の代表が選出されたのち、全国広報コンクールへ推薦され、審査が行われます。「広報写真」の部では、表現力や技術力、レイアウト、キャプションの使い方などにより評価されます。

 今回、全国広報コンクールに選出された写真は、「百歳高齢者表彰」の元気な100歳を紹介したもの。審査では、『100歳とは思えないほど元気なおばあちゃんの気持ちの良い笑顔。漁港を背景に地域の風景を取り入れ、やさしい笑顔からこの方が楽しく地域で生活している姿が見えてくる写真です。光の柔らかさや全体の色合いも綺麗にまとまっていると思います。』などと講評をいただきました。

 全国コンクールの結果は5月中に発表されます。

令和6年全国広報コンクール 千葉県選出作品審査結果

広報写真の部 「一枚写真の部」

最優秀作品 鴨川市 広報かもがわ 令和5年10月15日号(表紙)

広報かもがわ10月15日号 [PDFファイル/5.95MB]

※そのほか、広報紙部門=柏市、成田市、写真部門・組み写真の部=君津市、映像の部=館山市

掲載意図

 100歳を迎えた高齢者を撮影した1コマ。多年にわたり社会の発展に寄与してきた高齢者に感謝するとともに、市民に高齢者福祉への関心と理解を深めてもらうことを目的に取材したものです。100歳を迎えた市民は22人。その中で関東大震災の日に横浜で生まれ、その後避難のために鴨川市に移り住んだ女性に取材のご協力をお願いしました。

 
 取材中には、これまであったご苦労を伺いましたが、それ以上に周りの方への感謝や日常の中の楽しいことなどを笑顔で話されており「この素敵な方を多くの方に知ってほしい」という気持ちをもって撮影に臨みました。撮影場所は被写体の方が暮らしているご自宅の前。港町で育ったことを伝えたかったため、背景は海だけでなく、船も写るようにしました。青い海を背景に自然な笑顔を引き出せるように、話をしながら撮影を行い、女性のお人柄が伝わるよう、寄りすぎず、引きすぎず、表情が一番映える構図を意識しました。また、タイトルはシンプルで効果的なキャッチフレーズを熟考し、表情を邪魔しない位置に配置。思わず手に取りたくなるようなレイアウトを目指しました。

広報を手に持つ職員の写真

撮影者コメント

 撮影に当たり、藤後たまさんの素敵な笑顔を引き出したいと考えました。この度の入賞は、撮影に快く応じていただいた藤後たまさんと、ご家族のご協力があってのことと感謝しております。これからも努力を惜しまず、魅力的な広報誌づくりに邁進してまいります。

 

受賞した写真

▲受賞した「広報かもがわ10月15日号」の表紙写真

審査講評
  • 漁港を背景に地域の風景を取り入れ、やさしい笑顔からこの方が楽しく地域で生活している姿が見えてくる写真です。光の柔らかさや全体の色合いも綺麗にまとまっていると思います。
  • 100歳とは思えないほど元気なおばあちゃんの気持ちの良い笑顔。撮影者がこれを引き出す会話術を持っている証拠。人の撮影では重要な撮影技術の一つ。笑顔の決定的瞬間は見事だが、背景に縦筋が一本あり、重要な背景を左右に分断している。立ち位置の選択で減点。ただ、離れて見るとすごく目を引くため、全国コンクールではパッと撮られるのではないか。柵をつかんでいる手をトリミングしてしまったのがもったいない。生き様が現れる手をもっと見たかった。
藤後たまさんに千葉県選出作品(最優秀賞)に選ばれたことを報告

 広報かもがわ10月15日号の撮影に協力していただいた藤後たまさんに、広報コンクールで千葉県選出作品(最優秀賞)に選ばれたことを報告しました。

藤後たまさんの写真

▲広報かもがわを手にする藤後さん

広報の表紙になったことで、周りの評判はいかがでしたか?

近所の人たち5~6人くらい集めてお茶会をやりました。みんなも100歳まで生きてねって言って。昔はよくお茶会はやっていたけど、今は年齢とかコロナとかあってやらなくなっちゃったから、楽しかった。

(娘の美也子さん)広報誌が郵便局やコンビニに置いてあるから、色んな人に「おばあちゃん元気だね」って声をかけてもらいました。

いつも笑顔が素敵ですね。

 これまで幸せにやってきましたからね、それが表情に出たのかなって思います。撮影の当日は緊張してたけど、たくさん話ができて、ちょっと緊張が解けました。話をしながらの撮影だったから、笑えたのかな。

優しい方に囲まれていたんですね。

 昔から体が小さくて、力仕事があまりできなかった。それでも小湊の人は「いいよ、いいよ。たまさんにできることは他にもあるよ」って言ってくれました。できる仕事をやらせてくれたんです。いい人たちばかりでした。田舎へ来てよかったと思います。関東大震災がなくてあのまま横浜に住んでたら、こんな笑顔は出なかったかもしれない。

 今は、世話をしてくれている娘(美也子さん)におんぶにだっこ。ご飯もつくってもらって。たくさんお世話してくれるの。ありがたいね。

 

これからも、健康でいてください。

 100歳だけどまだこうして手足が動く。うれしいことです。何歳までって目標ないけど、これまで通りの日常を続けていけたらいいなと思いますよ。

 素直に100年間生きてきました。いい人生。幸せです。

 

藤後たまさん、ご協力ありがとうございました!

 

元気な100歳のインタビュー記事はこちら

 

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